職場や学校の人間関係、ストレスにより、うつ病になる方が増えています。人により症状は違いますが、一般的なストレスによるうつ病についてご紹介します。
- ■仕事や学校が楽しくなくなる、やりがいを感じられない
- ■朝、家を出る前に憂うつになる
- ■遅刻や休みが少しずつ増えてきた
- ■数日間連続で休むことがある
以下に示すような症状が2週間以上続く場合、うつ病の可能性があります。
うつ病は、急激な社会の変化などの理由により、近年なる人が増えています。最近はとくに30代、40代の働き盛りの方のうつ病が増えてきています。
- ■抑うつな気分(気持の落ち込み)
- ■疲れやすい
- ■興味が湧かないまたは喜びを感じられない
- ■やる気が起こらない
- ■食欲や体重の減少(または増加)
- ■自分を責める
- ■眠れない(または過剰な睡眠)
- ■自分に自信がない
- ■物事を考えられなくなる
- ■集中力が低下する
- ■焦る気持ちが強くなる
- ■死にたいと思うことがある
寝ようとしてもなかなか眠れない方には、睡眠が不足する不眠症、睡眠時間が長すぎる過眠症、睡眠のリズムの狂い、睡眠中の行動の異常などがありますが、以下の症状の場合は、不眠症の恐れがあります。
- ■寝付きが悪い
- ■睡眠の途中で起きる
- ■深い眠りができない
- ■朝早く目が覚める
人が多く集まる場所や通勤中など、突然に心臓がどきどきする、息が苦しくなる、手や足がしびれた感じがする、強い不安感がある、といった症状に悩まされたことはありませんか?パニック発作が起きると次にまた発作が起こるのではという不安(予期不安)が生じ、発作が起きたら逃げられない状況や場所を回避するようになります。
- ■動悸(心臓がどきどきするのを感じる)
- ■発汗
- ■息苦しさ
- ■熱感または冷感
- ■窒息感
- ■めまい
- ■ふるえ
- ■しびれ(主に手や足)
- ■恐怖感
- また発作が起きてしまうのではないかという不安
- 発作が起きてしまった場所や状況、発作が起きたら「逃げられない」「助けてもらえない」などのおそれのある場所や状況を避ける
慣れていない人とコミュニケーションをとる際や、大勢の人の前で話すと緊張するといったことは誰でも経験をしたことがあると思います。しかし、不安が大きくなり、日常生活に大きな支障をきたすようになった状態を「社会不安障害」と呼んでいます。
- ■大勢の人の前で話す
- ■電話をする
- ■人の前で食事をする
- ■人の前で字を書く
- ■顔が赤くなる、顔が硬直する
- ■声がふるえる、声がでない
- ■汗をかく
- ■食事ができない
- ■めまいがする
- ■息苦しくなる
- ■手や足がふるえる
- ■尿が近くなる
- ■心臓がドキドキする(動悸がする)
- ■胃が気持悪くなる、吐き気がする